8月は葉月、紅染月など暦の上では初秋になります。
葉が落ち始め、草木から秋の気配を感じるようになり、
初旬は一年で一番暑く、暑中見舞いの時期になります。
8日頃には立秋を迎え、秋の気配を感じられる節ですが
まだ真夏の最中で、実際には1ヶ月ほどずれて
9月を初秋とするのが一般的です。
- 【秋日和】(あきびより)
- 【 朝露 】(あさゆつ)
- 【 稲妻 】(いなずま)
- 【 空蝉 】(うつせみ)
- 【 送火 】(おくりび)
- 【 面影 】(おもかげ)
- 【蜻蛉】(かげろう)
- 【 門火 】(かどび)
- 【風一陣】(かぜいちじん)
- 【 帰帆 】(きはん)
- 【 桐一葉 】(きりひとは)
- 【 木陰 】(こかげ)
- 【 榊 】(さかき)
- 【忍草】(しのぶぐさ)
- 【秋天】(しゅうてん)
- 【 秋扇 】(しゅうせん)
- 【 精霊舟 】(しょうりょうぶね)
- 【 処暑 】(しょしょ)
- 【 不知火 】(しらぬい)
- 【 蝉時雨 】(せみしぐれ)
- 【 走馬灯 】(そうまとう)
- 【肇秋】(ちょうしゅう)
- 【 泥中蓮 】(でいちゅうのはす)
- 【 灯籠流 】(とうろうながし)
- 【 遠花火 】(とおはなび)
- 【 流星 】(ながれぼし/りゅせい)
- 【 夏木立 】(なつこだち)
- 【 如意 】(にょい)
- 【晩涼】(ばんりょう)
- 【 霹靂 】(へきれき)
- 【 迎火 】(むかえび)
- 【 立秋 】(りっしゅう)
- 【 その他 】
【秋日和】(あきびより)
秋らしいよく晴れて、さわやかな天気。
【 朝露 】(あさゆつ)
朝の露は消えやすいところから、はかないものにもたとえていう。
【 稲妻 】(いなずま)
空中に自然に起こる放電に伴って、空を走る光。
【 空蝉 】(うつせみ)
蝉のぬけがら。時に魂が抜け去ったさま。
【 送火 】(おくりび)
迎え火を焚いて各家に迎え入れ、祖先の霊を送る時に焚く火のこと。京都大文字山の送り火が有名。
【 面影 】(おもかげ)
記憶によって心に思い浮かべる顔や姿。実際には存在しないのに見えるように思えるもの。まぼろし。
【蜻蛉】(かげろう)
トンボ目の昆虫。古くは、初秋に突如として群れをなして飛来するところから、祖霊が姿を帰ってやってくると捉えた。
【 門火 】(かどび)
死者を送り出す時に、門前にたく火。
【風一陣】(かぜいちじん)
突風やまとまった吹いた風。
【 帰帆 】(きはん)
港に帰る帆かけ舟。帰途につく船。また、船で故国や港に帰ること。
【 桐一葉 】(きりひとは)
秋の初めに桐の葉が一枚散ること。初秋に桐の一葉が散るのを見て、秋の到来を知る。転じて、衰亡のきざしを表わすたとえに用いる。
【 木陰 】(こかげ)
樹木の下の、日の光や雨の当たらない所
【 榊 】(さかき)
神棚や祭壇に供えるなど神事にも用いられる植物。
【忍草】(しのぶぐさ)
思い慕う原因となるもの。心ひかれる思い。
【秋天】(しゅうてん)
秋のそら。秋空。
【 秋扇 】(しゅうせん)
秋になって、使われなくなった扇。また、時節はずれで不用になったもの。
【 精霊舟 】(しょうりょうぶね)
盆の終わりに先祖の霊を送り流すために、わらや木で作った舟。
【 処暑 】(しょしょ)
二十四節気の一つ。立秋と白露の中間。8月21〜23日頃、暑気止息する。
【 不知火 】(しらぬい)
夜間に見られる光の異常屈折現象。
【 蝉時雨 】(せみしぐれ)
多くの蝉の、鳴きしきる声が、大きくなったり小さくなったりして、まるで時雨の降る音のように聞こえる様。
【 走馬灯 】(そうまとう)
回り灯籠。あたかも走馬灯のように映る影のように、様々なことが脳裏に現れては過ぎ去っていくさま。
【肇秋】(ちょうしゅう)
秋のはじめのこと。
【 泥中蓮 】(でいちゅうのはす)
汚れた環境の中でもそれに影響されずに、清らかさを保っていることの例え。
【 灯籠流 】(とうろうながし)
先祖の死者魂を弔って送り帰し、灯籠を海や川に流す日本の行事。水死者や無縁仏に対する供養行事。
【 遠花火 】(とおはなび)
遠くで打ち上げられた花火の様。遠い想い出などの表現でも引用する。
【 流星 】(ながれぼし/りゅせい)
天文現象の一つ。空のある点が生じた光が一定の距離を移動して消える現象。
【 夏木立 】(なつこだち)
夏の生い茂った木立。
【 如意 】(にょい)
孫の手のような形状で、僧が読経や説法の際などに手に持つ道具。物事が自分の思うままになること。
【晩涼】(ばんりょう)
昼の暑さがうそのように引き涼しくなった夕方、夜。
【 霹靂 】(へきれき)
急に雷が激しく鳴ること。
【 迎火 】(むかえび)
客人や神霊を迎えるために焚き火のことである。
【 立秋 】(りっしゅう)
二十四節気の一つ。秋の始まりとされる日。8月7〜8日頃。
【 その他 】
【撫子/なでしこ】【都鳥/みやこどり】
【里帰り/さとがえり】【流星/りゅうせい】
【鐘涼し/かねすずし】【秋風/あきかぜ】
【迎火/むかえび】【灯籠流/とうろうながし】
【汐衣/しおごろも】【蜩/ひぐらし】
【藤袴/ふじばかま】【八重葎/やえむぐら】
【虫の音/むしのね】【蟋蟀/こおろぎ】
【鵲/かささぎ】【里の秋/さとのあき】
【開秋/かいしゅう】【秋の夜/あきのよ】
【藍風/あいかぜ】【道祖神/どうそじん】
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